諏訪市の地酒で乾杯条例 10月施行目指す

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諏訪市議会は、議員提案での施行を目指す「諏訪市の地酒による地域振興・乾杯条例」の案をまとめ、7月15日までパブリックコメント(意見公募)を実施している。乾杯に加え、地酒を通じた地域振興を明文化したのが特徴。市議会9月定例会に議員提案し、日本酒造中央会が定めた「日本酒の日」である10月1日の施行を予定している。

同条例は、諏訪商工会議所が2017年3月の市議会定例会に「諏訪市の地酒での乾杯条例」の制定を求める陳情を提出し、採択されたことを契機に内容の検討が始まった。市内は国道20号沿いに酒蔵5店が集中する酒どころ。地酒(市内の事業者などが製造する日本酒その他の酒類)の普及を促進し、地場産業の発展や市民への理解を深める狙いだ。

前文で始まり、基本理念や市の取り組みなど7条で構成。前文には「地酒で乾杯をすることにより地酒と地酒に係わる地域の文化を更に広めるとともに、市の新たな地域振興を図る」などと明記した。基本理念には、地酒での乾杯普及のほか、個人の嗜好や意思が尊重されることを盛った。市や市議会、事業者それぞれの取り組み、市民の協力を記した。

条例案をとりまとめた市議会総務産業委員会の増澤義治委員長は「諏訪市は地酒が地域に根差している。飲酒を強制するわけではないが、地酒に親しみ地域を盛り上げてもらえれば」としている。

条例案は市ホームページや市役所のほか、豊田、四賀、中洲、湖南の各公民館で見られる。

県内では県議会が15年12月、議員提案で「信州の地酒普及促進・乾杯条例」を可決、施行している。佐久市議会や飯田市議会も地酒普及や乾杯に関する条例を可決、施行している。

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