水面彩るスイレン 辰野の新発地庵

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しっとりとした風情ある花を咲かせる新発地庵のスイレン

辰野町平出上野の新発地庵(三沢一平さん経営)にある庭園のため池で、スイレンの花が見頃を迎えた。鮮やかな赤紫色の花が水面を彩り、梅雨の時期に合うしっとりとした風情をかもしている。

スイレンは、43年前に湧き水を引いて造成した約1000平方メートルのため池で栽培。かつて観たモネの名画のようにスイレンが映える眺めをつくろう―と、三沢さん(71)と父親の故茂雄さんが二代にわたって丹精し、約200株にまで増やした。

近年は、花に適した水位を数センチ単位で調整するなど試行錯誤した成果もあり、特に色濃い花が開くように。今夏は例年に比べて花のペースが2週間ほど遅く、8月中旬までは楽しめるという。

三沢さんは「湧き水のおかげで今年も美しい花が咲いた。池のほとりでのんびりと観賞してほしい」と話している。一帯はバラタナゴやゲンゴロウなど水生動物の楽園で、今月末にはゲンジボタルが舞う光景も見られそうだ。

庭園は無料開放。スイレンの花は通常の天候だと午前10時以降に開く。問い合わせは同店(電話0266・41・5700)へ。

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