上社本宮の表参道ににぎわいを 創る会が発足

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かつてのにぎわいの創出が検討される上社本宮の表参道

諏訪大社上社本宮(諏訪市中洲)の表参道のかつてのにぎわいを少しでも取り戻し、埋もれていく歴史を広く伝えたい―と、近隣で石材店や飲食店、茶庭を営む人たちが、「表参道を創る会」を立ち上げた。7月7日には「お明神さま表参道・七夕ゆかた祭り」を開き、中洲小学校有志で結成する黄金太鼓の演奏、屋台などを繰り広げる。「諏訪大社、法華寺などの協力もあって活動の第一歩を踏み出すことになった。徐々に賛同の輪を広げていきたい」としている。

今から1200年ほど前、表参道周辺に諏訪地域で最も古い寺の一つ「神宮寺」が開山されたとされる。普賢堂や五層塔、釈迦堂などがあったが、明治初期の廃仏毀釈で寺は取り壊された。現在の法華寺山門付近に「上がり仁王門」跡、明治時代に造られた庭園がある茶庭「亀石」の脇に「下り仁王門」跡、梶の紋が入る手水鉢がある。

亀石の向かいで今春開店した食堂「お食事寄合処みん吉」は、1891(明治24)年に建てられた割烹「桔梗屋」で、神宮寺の通用門や蔵を移築している。

「表参道を創る会」は参道沿いに住む8人で結成。会長は「信州の老舗」石栁北原5代目社長の北原大貴さん、副会長はみん吉社長の仲学さん。地域に発信する初のイベントは7日午後2時、中洲黄金太鼓でオープニング。上社本宮、法華寺を参拝し、同4時から本宮表参道駐車場の特設ステージで、老若男女対象に浴衣コンテストを開く。開催中は「わくわく縁日&屋台」がオープンする。

北原会長は「御柱年に限らず人が行き交う参道を目指し、周辺の史跡や古図などを資料に分かりやすく地道に伝えていきたい」とし、「当日は地域の若者ら有志が管理する参道山側でアジサイも楽しめると思う」と来場を呼び掛けている。

諏訪市、神宮寺区、諏訪観光協会、長野日報社など後援。同会では浴衣コンテスト参加者を募集(3日まで)している。問い合わせは石栁北原さん(電話0266・52・5127)へ。

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