伊那市子育て支援4施設 利用者3万人超

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伊那市の子育て支援センター4施設で、昨年度の年間利用者数が初めて延べ3万人を超えたことが分かった。3年間続けて増加傾向にあり、昨年度は前年より2956人多い3万1730人。育児の相談体制が充実し、各センターで1日平均15組の親子が訪れるなど好評だ。

子育て支援センターは▽美篶▽上の原▽富県▽竜南―の4施設で、地域の子育て拠点として未就学児の親子が利用する。各センターに保育士経験者2人が常駐し、月2回、保健師や助産師らによる相談などの子育て講座を行う。

市内在住者は月額200円で利用できる。保健師が新生児宅を訪問する際に利用お試し券を配布しており、市は「市民に定着してきた」とみている。4支援センターのほか、西箕輪ぬくもり館で開く出張子育て支援センターでは昨年度、延べ約900人が利用した。

美篶子育て支援センターでは、美篶や高遠町、長谷から訪れた母親から「月額が安く、保健師やお母さんたちと気軽に相談ができる」「年の近い子どもたちと遊べるのが良い。少し上の子の様子が見られるので育児の参考になる」と好評。一方で、「諏訪地方では、登録すれば無料で利用できた。授乳室があったので、伊那市にもあるとうれしい」という声もあった。

美篶、富県両支援センターは旧保育園の園舎を活用する。市は「施設の老朽化が進むが、今ある施設を利用しながら問題を解消したい」とし、「親が1人で子育てについて悩まないよう相談体制を充実させ、積極的に利用を呼び掛けたい」と話した。

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