徘徊高齢者早期発見へ 岡谷市と岡谷署が協定

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協定書に調印する今井竜五市長(左)と浅川博章署長(右)

岡谷市と岡谷署は25日、行方不明になった認知症高齢者などの捜索にあたり、家族などから事前に登録された情報を共有して早期発見・保護につなげる「あったか見守りネットワーク事業」に関する協定を結んだ。7月1日から運用を始める。

認知症に伴う徘徊(はいかい)などで帰宅困難になったり、行方不明になったりする心配のある高齢者の情報を事前に登録してもらい、捜索が必要になった場合に活用する仕組み。市が申請を受け付け、同署に情報を提供する。

申請にあたっては、登録申請書に対象者の名前、住所、年齢、身体的特徴、病歴・症状、かかりつけ医などの情報を記入してもらうとともに、顔と全身の写真2枚を提出してもらう。また、市と同署で情報を共有することへの同意を求める。

この日は市役所で協定の調印式が開かれ、今井竜五市長と浅川博章署長が協定書を取り交わした。

今井市長は「岡谷署と連携を強化し、安全・安心のまちづくりに取り組んでいきたい」とあいさつ。浅川署長は「もしもの時に迅速に身元を確認したり、家族に連絡したりすことができるようになる」と期待を寄せた。

同署によると、昨年、認知症の疑いのある高齢者を保護したり、捜索したりしたケースは35件に上った。これまでは一般の人から通報があっても名前ぐらいしか分からないケースがあり、苦慮することもあったという。

市は今後、民生児童委員やケアマネジャーを通じて同事業を周知し、申請を呼び掛けていく予定だ。

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