高島藩ゆかりの甲冑14点 諏訪市博物館

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高島藩や諏訪家にゆかりのある甲冑が並ぶ企画展

諏訪市博物館の第81回企画展「高島藩の甲冑」は30日から、同館で始まる。藩主家や家老千野家などの諏訪に伝わる高島藩ゆかりの甲冑14点を一堂に公開。「江戸時代の高島藩の甲冑の様式と勇壮な姿を見てほしい」と来場を呼び掛けている。8月26日まで。

同館の甲冑展は5年ぶり。会場には戦国時代に製作され、諏訪当主だった諏訪頼忠か頼水が着用したとされ、形が残るよろいとして諏訪地方最古の「本小札紅糸威胴丸」を導入部に配置。高島藩士、千野家、藩主の順に甲冑が並ぶ。藩士は江戸初期から幕末まで8点で、新収蔵の渋江家の「黒漆塗本小札縹糸素懸威丸胴具足」や、幕末の和田峠での水戸浪士軍と高島・松本藩の合戦で着用された矢嶋家の「練革本小札紺糸威丸胴具足」など。

家老千野家の甲冑は、明治維新後に千鹿頭神社に奉納された「本小札紺糸威丸胴具足」。諏訪家ゆかりの甲冑は平安~鎌倉時代の復古調の「紺糸威大鎧」や、9代忠誠のものとされ、藩主にふさわしい入念な作の「練革黒皺革包紺糸素懸威桶側丸胴具足」がある。

旗や陣羽織、具足の注文書など、文書や資料も展示。同館は「紺糸や漆塗りなど、高島藩の甲冑の様式が見えてくる。展示をきっかけに、甲冑研究が進むきっかけになれば」と話している。

同展に合わせ、子ども用を除く入場券は、しおりにも使える特別仕様を作成した。

期間中、展示解説は7月7日、紙でかぶと作りは7月15日(定員10人)、甲冑試着を8月4、5日に行う。

問い合わせは諏訪市博物館(電話0266・52・7080)へ。

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