交通死亡事故多発 茅野市が非常事態宣言

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茅野市は10日、市内で交通死亡事故が多発したことを受けて「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発令した。市役所前で開いた緊急対策式には市や茅野署、茅野交通安全協会茅野支部などから約50人が出席。関係機関が一丸となって市民の交通安全の意識向上に取り組むことを確認した。式の後、市役所前で街頭啓発を行った。

同署によると、管内で今年発生した交通事故は9日現在、83件で前年同期比8件減だが、死者は5人に上り、すでに昨年1年間の死者数4人を越えた。死亡事故5件のうち4件が市内で発生し、うち 3 件は夜間に高齢の歩行者が車にはねられる事故だった。

柳平千代一市長は「一人ひとりが『交通安全は自分自身が主役である』ことを認識し、家庭、地域、職場など市民総ぐるみで交通死亡事故を防いでほしい」と宣言。小笠原弘三茅野支部長は「これ以上の死者を絶 対に出さない決意を持って交通安全の意識向上を市民に訴えていこう」と呼び掛けた。街頭啓発ではドライバーに「非常事態宣言が出ています」などと声を掛けながら啓発物品を手渡した。

同署管内の交通事故の死者が5人となるのは2006年以来。市内でゴールデンウイーク中の1、5日に計2件の死亡事故が続いたことから急きょ、非常事態を宣言。同署管内の富士見町と原村も歩調を合わせ、原村も10日に非常事態を宣言し、富士見町は11日に発令する。今後、年間を通じて夜間の警戒や取り締り、各団体への交通安全指導などに力を入れる。

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