不適合ブロック塀の撤去工事始まる 岡谷市

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ブロック塀の撤去工事が始まったイルフプラザ平面駐車場

岡谷市は29日、大阪府北部地震を受けて行った市内の公共施設のブロック塀緊急点検で、建築基準法の基準に適合しないブロック塀が5カ所あったと発表した。市道や民家に接しており、倒壊すれば重大な被害が発生する恐れがあるため、早急に撤去する方針。イルフプラザ平面駐車場(中央町)では同日から撤去工事を始めた。

市は約300カ所の公共施設の点検を実施。問題が見つかったブロック塀は、イルフプラザ平面駐車場の2カ所・長さ約71メートル、同市出身の童画家武井武雄の生家(堀ノ内)の2カ所・長さ約47メートル、旧上浜保育園(中央町)の1カ所・長さ約22メートル。

イルフプラザ平面駐車場のブロック塀は高さが最大2・5メートルあり、高さ2・2メートル以下とする建築基準法の施行令を上回っているほか、転倒を防止する控え壁の間隔が広かったり、壁の厚さが不足したりしている部分があった。市が取得した時には設置されていたという。撤去後はフェンスを設ける予定だ。

武井武雄の生家と旧上浜保育園のブロック塀も控え壁の間隔が広かったり、壁の厚さが不足したりしている部分があった。武井武雄の生家の近くには西堀保育園があり、市は保育園の建て替えに合わせて生家を取り壊し、敷地を一体的に整備する計画だが、ブロック塀は先行して撤去する。旧上浜保育園は2004年10月に廃園。園舎は既に取り壊され、ブロック塀のみが残されていた。

市財政課は「市道や民家に接しており、保育園に近い場所もある。安全を最優先に考えて早急に撤去することにした」と説明した。

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