諏訪湖環境改善へ県チーム 年度内に「戦略方針」

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県は11日、部局横断の「諏訪湖環境改善戦略チーム」を発足させ、諏訪市の県諏訪合同庁舎で開いた初会合で、環境改善に向けた総合的な「戦略方針」を年度内に取りまとめることを確認した。「水質保全」に主眼を置いてきた施策に、「生態系保全」などの視点を従来以上に組み込む考えでおり、来年度策定する諏訪湖の第7期水質保全計画にも反映させる。

環境、農政、建設、林務の各部と諏訪地方事務所などの現地機関で構成。冒頭以外は非公開とした。

チーム長の中島恵理副知事は「水環境問題は水質だけでなく、水生生物や生態系の保全・再生、流域対策と、多岐にわたる施策を連携して講じていく必要がある」と強調。「国レベルでは縦割りだが、県レベルであれば連携しやすい。諏訪湖の水環境保全、よりよい地域づくりにつながるような戦略を検討したい」と述べた。

浮葉植物ヒシの大量繁茂や湖底貧酸素といった新たな課題や、農地や林地、市街地からの非特定汚染源対策、水辺整備事業についても、現行の取り組みや成果、課題を点検した上で今後の施策の方向性を示したい考えだ。

事務局の県水大気環境課によると、ヒシの適正な刈り取り量や湖流改善などの方法を探る専門家と連携を図っていくほか、流域住民の意見を聴く場も設けたい考え。それらを踏まえて「水質以外の目標や指標が必要かどうかも検討したい」としている。

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