下社里曳き14日開幕 注連掛から春宮、秋宮へ

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里曳きを控え、建て御柱の準備作業が進む諏訪大社下社秋宮境内

里曳きを控え、建て御柱の準備作業が進む諏訪大社下社秋宮境内

諏訪大社御柱祭は舞台を下諏訪町に移して14~16日、最終章の里曳きが行われる。秋宮と春宮の計8本の御柱は、山出しで曳き着けられた注連掛から曳行を開始。全ての御柱が16日までに秋宮と春宮の社殿四隅に建てられる。

里曳きを2日後に控えた12日は、秋宮一の建て方の上諏訪地区奉賛会(諏訪市)と同市建設業協会の約160人が秋宮境内で準備作業。クレーンで補ざおを立てワイヤを張ったほか、車地を固定した。

副曳行長の一人、小平祐市さん(60)は「事故が起きないよう万全を期したい。一人ひとりが十分安全に心掛け、悔いのないよう祭りを成功させたい」と話した。

一方、国道142号沿いの高台にある注連掛。12日も観光客が訪れ、並んだ巨木にため息を漏らしていた。新潟県糸魚川市から観光で訪れたという男性(71)は、4月にあった下社山出しの木落しをテレビで見たと言い「間近で見ると大きい。びっくりした」と驚きを隠さなかった。

里曳きは山出しに比べ華やかだ。14、15の両日は曳行路を中心に「催物パレード」が行われ、所作が町の無形文化財に指定されている騎馬行列のほか、各地の長持ちなどがどっと繰り出す。

曳行は春宮一、春宮二…春宮四とまず春宮の御柱が注連掛を出発、続いて最も太い秋宮一から秋宮二…秋宮四の順に続く。8本の御柱はいずれも約1・25キロ先の春宮境内へ木落としされ、このうち秋宮の4本は境内から大門通りを直進。魁町では鋭角に左に曲がる難所を通過、注連掛から約2・9キロの秋宮に曳き着けられる。

建て御柱は14日が春宮一の1本、15日は春宮二、春宮四の2本、16日は春宮三と秋宮4本の計5本。これで4月の上社山出しから始まった御柱祭はいよいよフィナーレを迎える。

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