小学生アスリート 2027年国体へ発掘・育成

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2027年の県内開催が内々定している国民体育大会に向けた県競技力向上対策本部は今年度、小学4年~6年生を対象にした「ジュニアアスリート発掘・育成事業」を始める。7月下旬から選考会をスタートし、運動能力を審査して優れた素質を有する小学生約30人を選抜。今秋から中学校卒業まで、月2回程度の育成プログラムに取り組む。医学やトレーニングの専門家による指導で体力や技能の向上を図る。

事業名は「NAGANOスポーツ★キラキラっ子育成プロジェクト」。発達段階としていろんな動作を短時間で習得できる9~12歳の「ゴールデンエイジ」に着目した。多くの技術的能力の獲得に最適な時期に専門的な指導を行うことで「高い効果が期待できる」(事務局の県教育委員会)という。

第1期生の1次選考会は、中南信地区は7月22日に塩尻市内で行う。運動能力を測定し、選抜される約60人が9月の2次選考会へ。メディカルチェックや面接などを行って育成対象の「キラキラっ子」約30人を選ぶ。選考過程では、早生まれや小柄な児童の中にも優れた能力を持つ子どもがいることから、筋力や体格のみを重視せず、ボールを扱う器用さや身のこなし方なども考慮する。

育成プログラムは、通いやすい中信地区で行う。すべての競技に役立つという体幹やメンタルを鍛える最先端のトレーニングを指導。子どもの特性に合った種目を見つけるため、セーリング、ライフル射撃、ホッケーなど多くの国体競技を2年間ほどかけて体験する。医科学スタッフと面談して将来取り組むべき種目を選考していくという。交通費などを除いて原則無料。

発掘事業は毎年度行う予定。事務局の県教委スポーツ課は「国体の総合成績向上には、マイナースポーツを含めてすべての競技で強化が必要。オリンピック出場選手や国際大会で活躍できる選手の育成も目指したい」としている。

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