姉妹都市の岡山県総社市に救援物資 茅野市

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被災地に向けて出発する(左から)茅野市職員の藤森さん、北澤さん

茅野市は9日、災害時の相互応援協定に基づき、記録的な大雨で甚大な被害が発生している姉妹都市の岡山県総社市に、救援物資を届けるため市職員2人を派遣した。11日までの日程でブルーシート200枚以上と飲料水、安全靴を届けるほか、継続的な支援に向けて被災地のニーズを調査し、報告する。

両市は1984年に総社市制施行30周年記念事業で姉妹都市、96年に災害時相互応援協定を締結している。総社市では6日夜に大雨特別警報が発表され、高梁川が増水し、市が市内全域に緊急の避難指示を発令した。市内では工場の爆発事故が発生し、家屋の浸水や犠牲者も出たが、被害の全容は分かっていない。

茅野市は、現地の混乱を考慮して7日朝に状況を尋ねるメールを送信。その後、総社市危機管理室と電話がつながり、水防や復旧などに必要なブルーシートを届けることを確認した。9日朝には両市長が電話会談。併せて、作業用の安全靴と、水分補給用の飲料水「蓼科高原のおいしい水」(500ミリリットル)を計240本を贈ることにした。

茅野市役所前の出発式で、柳平千代一市長は「何が必要とされているのか、つぶさに調査してきてほしい」と訓示。現地に赴く防災課の藤森岳肇係長(48)は「迅速かつ安全に物資を届けます」、高齢者・保険課の北澤賢一係長(49)が「現地で何が必要か見て支援できるものを報告します」と述べた。2人は総社市に対する市の見舞金も届ける。

総社市は岡山県南西部の内陸に位置する人口6万8000人の都市で、中央に高梁川が流れる。古代吉備文化発祥の中心地、雪舟の出生地として知られ、年平均気温は16・5度、雨量も年間1000ミリ前後。温暖少雨の気候で災害が少ない地域とされていた。

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