上伊那の高校の将来像 教育者らから意見聴取

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県教育委員会の県立高校第2期再編を見据え、「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」は10日、地域の県立高校の校長や教育実践者、保護者などを対象にした意見聴取を始めた。協議会事務局の上伊那広域連合によると、対象者は計32人で、6~8人のグループに分けて14日までに計5回実施。地域の高校教育のあり方を中心に聴き、協議会議論や県教委への提案に反映させていく。

協議会は県教委が旧12通学区ごとに設ける方針を示しており、上伊那地域(旧第8通学区)協議会は他に先駆けて6月に発足。委員には幅広い分野の18人が名を連ねた。意見聴取は地域からより多くの声を吸い上げる狙い。高校に在学中または進学前の生徒の保護者や、協議会委員の推薦者などに話を聴く。

伊那市内で開いた1回目の意見聴取では校長のほか、職種や立場が異なる8人が円卓を囲んだ。高校改革実施方針案について県教委の説明を受けた後、広域連合の進行で意見を交わした。

参加者からは「部品製造など上伊那の強みを踏まえ、強みを伸ばしていくための教育環境も必要」といった意見が出たほか、「自らで考える力と基礎学力の両方が身につく高校教育が望ましい」との声があった。

子どもの夢や職業選択が多様化する中、「選択肢を少なくするのではなく、多くすることが大切」との指摘も。高校の規模に関しては「(生徒が互いに)切磋琢磨できる人数は必要ではないか」との見方があった。同日夜の2回目には7人が参加した。

原則公開で行い、全体の発言要旨も公表する予定。協議会では意見を加味しながら再編案などの検討を進める。3回目以降の開催日程は次の通り(会場はいなっせ3階)。▽13日=午後1時半~4時 ▽14日=午前9時半~正午、午後2~4時半

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