将来は高遠そばの店を 岸野靖典さん夢へ一歩

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盛り付けたそばをお膳に並べる岸野さん(右は妻の知子さん)

伊那商工会議所「伊那の食プロジェクト特別委員会」のそば打ち技術講習会を修了した伊那市高遠町在住の岸野靖典さん(41)が10日、同市東春近の赤石商店の厨房を使って、蕎麦屋「きし野」を開業した。高遠そばに魅せられて脱サラし、移住して修行を重ねる岸野さん。高遠そばを看板にした自分の店を―との夢に向かって、一歩を踏み出した。

大阪で機械メーカーの営業マンだった岸野さんが初めて高遠そばを食べたのは6~7年前。「自分で打ったそばと比べてみて、あまりにも違うことに驚いた。どうしたらいいのかを勉強しているうちにはまってしまった」と振り返る。昨年6月、妻と子どもを連れて伊那市に移住し、そば打ちの腕を磨いてきた。

自分が初めて高遠そばを食べたときに感じた驚きを、感じてもらえるようなそばを目指し、妻の知子さん(43)と二人三脚で歩みを進める岸野さん。「2020年までには自分の店を高遠に開きたい。ここでの開業はそれまでのステップアップ」と話す。

伊那商議所のそば屋開業支援はリニア中央新幹線の開通を見越し、伊那の食文化を発信していくことが目的。岸野さんは技術講習受講者から誕生した最初の開業者で、事業を担当する中村和之副会頭は「若い人が新しいものに挑戦することは素晴らしい」と期待している。

営業は火、水曜日の午前11時30分~午後3時。問い合わせは岸野さん(電話090・9993・4622)へ。

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