暮らしの中から提案 洗濯王子のアトリエ完成

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自宅兼用のセンタクアトリエをプロデュースした中村さん

”洗濯王子”の愛称でテレビ番組などで活躍している伊那市出身の洗濯アドバイザー、中村祐一さん(34)がプロデュースしたランドリールーム「センタク(洗濯)アトリエ」が南箕輪村に完成した。住宅内の洗濯の在り方を提起しようと、動線やスペースなど自身のこだわりを随所に盛り込んだ自宅兼用の活動拠点。一般向けの洗濯教室開催も検討していて、「洗濯の正しい効率的な方法を伝えることで、暮らしを良くしていく手伝いができれば」と話している。

アトリエは広さ約24平方メートル。家族で暮らす木造2階建て住宅の延べ床面積は約135平方メートルで、うち6分の1をアトリエが占める「異例の広さ」だ。

「洗濯用の効率的な間取り」を提案する。風呂場の脱衣場と隣接するランドリールームの境に衣類ボックスを設置。脱いだ衣類をボックスに入れ、反対側の同ルームで洗濯、室内干ししてボックスに戻し、脱衣所に設けたスペースに収納する方式。作業場所を集約することで「あちこち動き回って作業する負担を軽減できる」と強調する。

アトリエ内に設けた作業台は特注で、幅約260センチ奥行85センチ高さ90センチ。洗濯用シンクも設け、蛇口の向きは自在に変えられる。染み抜き機も導入。部屋干ししやすいように、換気扇や調湿機能のある壁材を取り入れた。二層式やドラム型など洗濯用途に応じて使い分けるための種類の異なる洗濯機を4台設置。キッチンと見間違うような「おしゃれな空間」に仕立てた。

自宅を新築しアトリエを設けたことについて「暮らしの中の提案でないと、説得力がない」と中村さん。「洗濯がうまくいかなくて、家事全般が大変になっている人もいる。洗濯の正しい効率的な方法を伝えていきたい」と話している。

住宅は塩尻市の工務店サンプロが設計施工した。

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