華やぐ騎馬行列 第一区「出陣」、第三区「凱旋」

LINEで送る
Pocket

曲傘と草履取りが所作を披露。花吹雪が舞った=下諏訪町第一区

曲傘と草履取りが所作を披露。花吹雪が舞った=下諏訪町第一区

諏訪大社御柱祭の下社里曳(び)きが開幕した14日、下諏訪町の市街地で騎馬行列が行われた。明治時代初期から継承されている第一区と第三区が「催物パレード」で披露した。町の無形文化財に指定されている伝統の所作に、取り囲んだ大勢の氏子や観光客から大きな拍手と歓声が沸き上がった。

両区の御騎馬は特徴が異なる。第一区は戦いに向かう「出陣騎馬」で、上下に動きながら威勢良く進む「縦波」の所作。騎馬大将は兜をかぶる。第三区は勝ち戦から里に戻る「凱旋騎馬」で、喜びを表現。腰を深く落として足を横前に出すよう前進する「横波」。挟箱がその動きの代表格といい、御殿様は烏帽子を着けている。

第一区は約70人が参加。馬に乗る騎馬大将は6人が交代して務める。初日午前は河西祐鳳(まさたか)君(10)=下諏訪北小学校=が担当。騎馬を奉納する騎馬落としを秋宮鳥居前で行い、北島和孝宮司に「奉告書」を手渡した河西君は「最初は緊張したけれど、途中でいっぱい写真を撮られてうれしかった」と喜んだ。

同小学校からは教頭の小平知行さん(52)が長柄槍、教諭の宮尾亘さん(28)は赫熊(しゃぐま)に臨んだ。ともに諏訪地方以外の出身で、初めての経験。宮尾さんは汗だくでの所作に「だんだん慣れてきた。楽しい」と話した。

三区は約70人で所作を繰り返した。御殿様は松澤健竜(たける)君(11)=下諏訪南小学校6年。「めったにできないことで、写真をたくさん撮られて良かった」と話した。友之町での騎馬落としでは、高木重由町内会長に報告書を手渡した。父親の会社役員、貞行さん(41)は「責任を果たしてくれたのではないか」と述べた。

15日は一区が七、八、九区を回り、三区は催物パレードに参加、秋宮で午前11時30分から秋宮で騎馬落としを予定している。

おすすめ情報

PAGE TOP