草刈りの負担軽減へ 遠隔操作の自走機実演

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遠隔操作で42度の傾斜面を進む自動草刈り機。地域の農業関係者ら約80人が見学した

伊那市は11日、遠隔操作で畦畔など傾斜面の草刈りをする自動草刈り機の実演会を同市横山で開いた。スマート農業の取り組みの一環で、地域の農業者や農政担当職員、シルバー人材センターの関係者ら約80人が参加。3社・4台の性能を確かめ、労力の低減効果や導入可能性を探った。

市農政課によると、農業の現場では草刈りの負担が大きく、アンケートを実施しても課題の最上位を占める。農家の高齢化や後継者不足が深刻化する中、メーカーの開発も進んでおり、地元農家の協力も得て実演機会を設けた。

ドイツ製の自動草刈り機を持ち込んだ担当者は、最大50度の傾斜面まで作業が可能とし、作業効率は「(手持ち式)下草刈り機の15台分に匹敵する」と説明。コントローラーを操作して42度の斜面で実演した。

参加者は「軽トラの荷台に載せることは可能か」「整備は個人で行えるか」などと熱心に質問。「斜面の裾まで正確に安全にできればいい。軽量であることも重要」との声が聞かれた。

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