現新一騎打ちの構図 知事選告示まで1週間

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任期満了に伴う知事選は19日の告示まで1週間となった。投開票日は8月5日。これまでに出馬を表明しているのは3選を目指す現職の阿部守一氏(57)と、新人で元上田市議の金井忠一氏(67)のみ。2期8年の実績を掲げて3選を目指す現職と、現県政の課題を訴えて転換を目指す新人の一騎打ちの構図が固まりつつある。

両氏はともに無所属での出馬になるが、支援する政党は前回選と同じ「非共産」対「共産」の構図となった。

阿部氏は5月9日に出馬を表明。公約を固めるため県内6カ所で集会を開いて住民と対話を重ねたが、今月6日まで県議会6月定例会が開かれていたこともあって公務を優先してきた。

12日に公約を発表する予定で、告示後は「県民と向き合う非常に重要な機会なので選挙運動に専念したい。全力投球したい」としており、平成の大合併前の旧119市町村を回って政策を訴えることにしている。

阿部氏を推薦する政党は自民、公明、国民民主、立憲民主、社民の5党。旧民進系と連合長野は前回選と同様の体制を取るとして、選挙の候補者調整などを行うために設立した信州連絡協議会内に対策本部を置く。

金井氏は5月15日の出馬表明後、政策を練るため77市町村ほぼすべてに足を運び、30を超える自治体の首長や地域の後援組織などと対話。聴き取った要望や地域の課題を反映させた新たな公約を12日までに固め、周知していく方針だ。政策や人柄を伝えるチラシを約60万部刷り、全戸配布を進めている。

「人の苦しみや生活困難者が置かれた現状を理解し、県民に寄り添う温かい県政を目指す」としており、特に福祉や教育分野の政策に力を入れる考え。

金井氏を擁立したのは前回選でも現職の対立候補を立てた、労働者組合や市民団体でつくる「明るい県政をつくる県民の会」。共産党県委員会も前回と同じく推薦する。

県世論調査協会が6月29日~7月1日に行った知事選についての世論調査では、県政への満足度は73%と高かった。

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