旅行業務開始 ちの観光まちづくり推進機構

LINEで送る
Pocket

ちの観光まちづくり推進機構で旅行業務を担当する旅行業務取扱管理者ら

今年4月に発足した茅野市の一般社団法人「ちの観光まちづくり推進機構」が、旅行業法に基づく第2種旅行業者としての業務を開始した。報酬を得て国内外から茅野市に観光客を呼び込む旅行業ができるようになる。独自の旅行商品を「ちの旅」の名前で販売し、地域経済の振興を目指す。8~9月には募集型企画旅行の第1弾として、東山魁夷画伯の名作「緑響く」のモデルとなった御射鹿池を訪ねる日帰りツアーを行う。

同推進機構は、旧市観光協会から継承した観光事業者連携や広報宣伝などの「公益事業」と、旅行業や古民家ステイといった「収益事業」に取り組む。中期経営計画(2018~22年度)によると、18年度の収益事業収入は6600万円を見込み、そのうち6200万円を旅行業で稼ぎ出すとしている。

県や推進機構によると、旅行業の県知事登録は5月29日。第2種旅行業者は国内を目的地とする旅行業務ができる。一方、機構は地域の同業他社との競合を避け、地域住民が市外観光地を訪ねる旅行商品は扱わない。「国内外から茅野市に観光客を呼び込む」業務に専念するという。

個人や企業、学校などの要望に応じて旅行を企画・実施する「受注型企画旅行」や、都市部などから広く参加を募る「募集型企画旅行」を行う。案内所は茅野市役所と茅野駅ビル2階の市観光案内所に配置した。

御射鹿ツアーは、市制施行60周年記念事業で「緑響く」など東山作品が茅野市美術館に展示されることに合わせ、8月2、5、24日と9月1、9日の計5回行う。バスで美術館や古民家カフェ、東山画伯が滞在した渋・辰野館、御射鹿池、笹原区の田園地帯を訪ね、名画の世界や御射鹿池と地域の歴史を味わう。

定員は各日15人(最少催行人員8人)で、代金8900円。推進機構では「ちの旅を通じて茅野のことをより深く知ってもらい、茅野のファンをつくりたい」と話している。

申し込み、問い合わせは、市役所ちの旅案内所(電話0266・73・8550)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP