諏訪湖SICアクセス道路 小坂区ルート案同意

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今井竜五市長に報告書を提出する小坂勝郎委員長(左)

岡谷市、諏訪市が中央道諏訪湖サービスエリア(SA)への設置を計画するスマートインターチェンジ(IC)について、地元の岡谷市小坂区のスマートIC研究・検討委員会(委員長・小坂勝郎区長)は13日、両市が4月に公表したアクセス道路のルート案に同意する検討結果を今井竜五市長に報告した。影響を受ける家屋が当初のルート案より減少したことなどを評価した。今井市長は「大きな前進」と受け止め、計画を進める方針を改めて示した。

ルート案は、小坂区の県道岡谷茅野線の小坂交差点から釜口水門側へ約200メートルの場所に交差点を新設。同区内を通り、中央道の高架橋(栃久保橋)を通過。諏訪湖SAを経由して県道諏訪辰野線につなぐ。全長約2・4キロ。道路幅員は歩道を含め最大12・5メートル。一部現道と重なる部分もあるが、ほぼ新設となる。

アクセス道路をめぐっては、昨年2月に公表された当初のルート案(ルート帯)で、10軒ほどの家屋が影響を受けることが判明。区側は家屋への影響をできる限り少なくするよう要望していた。

これを受けて両市は昨年8~10月に現地調査を行って具体的なルート案を作成。盛り土にすると影響範囲が大きくなるため、構造物で盛り土面を垂直にする直壁構造とするなどの見直しで影響を受ける家屋を5軒に減らした。

この日は検討委の正副委員長ら6人が岡谷市役所を訪問。小坂委員長は「委員会から出された要望について十分に配慮されているものと判断し、委員多数の賛同が得られた」と報告した。その上で、引き続き地権者への丁寧な説明と対応、地区内道路の交通安全対策、振動など環境面への配慮などを求めた。

これに対し、今井市長は「大きな前進と思っている。委員会や説明会でいただいた意見、提言を含めて、これからも地元の皆さんの声に耳を傾けながら、この事業が実現できるよう国、県に働き掛けていきたい」と述べた。

小坂委員長は報告について「区民の代表として選ばれた委員会の決定であり、重い」として事実上の区の意向という認識を示す一方、今後、区民総会で区としての総意を確認することも検討するとした。一方、両市は今年度、アクセス道路と諏訪湖SAをつなぐアプローチ道路(進入退出路)の概略設計を行う。

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