上伊那の中2生「西駒登山」17日からスタート

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上伊那地方の中学2年生が中央アルプスの主峰・駒ケ岳(2956メートル)を目指す「西駒登山」が17日から始まる。今年は計12校の約1680人が登山を予定している。各校の2年生は本番を前に、荷物を入れた登山用リュックで登校するなど、本番に向けたトレーニングに励んでいる。

事務局を務める宮田中学校によると、今年集団登山で中ア駒ケ岳を目指すのは計25校で、生徒の総数は約2140人。上伊那関係では17、18日に春富中(伊那市)が先陣を切って実施する。その後、今月下旬にかけて9校が集中している。8月は22日から中川中(中川村)、29日から辰野中(辰野町)が中アを目指す計画だ。

赤穂中(駒ケ根市)は19~20日に実施する予定。同校はこれまで天候不順時や不調を訴える生徒のみ、下山時に中ア駒ケ岳ロープウェイを使っていたが、今年の下山では初めて希望者がロープウエーで降りる選択制を導入した。

同校では、生徒の自主性を育むため、文化祭や音楽会などの計画段階で、教職員が生徒の意思に「あまり口を挟まない対応」(同校)をしているが、西駒登山も同様の考え方にした。すでに保護者へ向けた登山への参加確認書を配布。下山方法のみ「ロープウエー」と「徒歩」が選択できるようにした。

同校の2年生246人は、6月19日に中ア池山(1773メートル)への予備登山を実施。同校は「池山登山を通じ、各自が体力を見極めた上で、下山方法を選択するように伝えた。西駒登山は多くの保護者も体験しており、家族の助言を受けながら最後は自分の判断で決めてほしい」としている。

赤穂中を除く上伊那地方の中学校の登山隊は、「登り下りの両方」か「下りのみ」ロープウエーを使う。赤穂中が選択制を採用したことで、今夏、登り下りとも参加生徒全員が完全徒歩日程の中学校はない。

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