女性活躍社会実現へ初のカフェ 箕輪町議会

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円卓に好みの菓子と飲み物を並べ、ざっくばらんに語り合う女性たち

箕輪町議会(木村英雄議長)は14日、女性たちが町の未来や理想の暮らしについて“お茶会”スタイルで語り合う「ナチュラルみのわ つながる女子カフェワークショップ」を、同町の伊那プリンスホテルで開いた。女性活躍社会の実現へ、幅広い世代が気軽に集まって話せる場を―と初めて企画。高校生を含む10~40代の計32人が参加し、趣味や子育てといったテーマに沿い活発に意見交換した。

地方創生・人口減少対策を進める中で、女性たちに日常の問題意識やアイデアを示してもらい、多様な意見の集約と政策提言につなげる狙い。参加者が好みのケーキやパンを選び、ハーブティーを飲みながら楽しくおしゃべりするスタイルを採用した。

ワークショップは▽趣味・特技を生かす生活▽小さな子を持つ女性の本音▽自然の中での暮らし▽箕輪の女子的楽しみ方―の4テーマで実施。参加者が付せんに意見や疑問を書いて張り出し、思いを語った。中島恵理副知事や岡田恵子・内閣府男女共同参画局総務課長らが進行役、地元のパティシエや農園経営者らがアドバイザーを務めた。

参加者からは「子どもがのびのびと遊べる広い公園が少ない」「子育てと仕事の両立へ、就業や起業の助言がほしい」「町には産業や観光の資源はあるが、発信力が弱い」とする意見が。高校生は「図書館のほかにも、友達と話しながら勉強できるカフェがあれば」と希望を話した。

終了後は「人前で意見を言うのが苦手だが、今回は話しやすかった」「短時間で人のつながりができた」と評価する声が聞かれた。中島副知事は「議会が率先して女性に目を向けた点や、堅苦しさを取り払った企画力が素晴らしい。男性議員が会場で給仕や雑務を買って出る姿に、女性活躍社会の推進への意欲を感じた」と笑顔でたたえた。

木村議長は「女性たちの率直な意見が、多くの気づきをもたらしてくれた。継続開催も検討したい」と話した。町議会では近く意見を整理し、政策提言の論点を話し合う。

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