諏訪小児夜間急病C患者 8年連続過去最少

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諏訪地区 小児夜間急病センター患者数

諏訪地区小児夜間急病センター(諏訪市四賀)の2017年度の患者数が前年度比16・5%減の2371人で、8年連続で過去最少を更新したことが諏訪広域連合のまとめで分かった。指定管理者として運営する同センター運営医師会の事務局は減少の理由について、子どもの数が減っているほか、インフルエンザで受診した患者が減ったことなどを挙げている。

17年度は1日平均6・5人が受診した。インフルエンザの患者が増える12~2月は計721人で、前年度比で15・7%減った。少子化の影響か月別では2月を除く毎月、前年度の実績を下回った。

諏訪地域6市町村別の患者数は岡谷市453人、諏訪市780人、茅野市601人、下諏訪町163人、富士見町97人、原村61人の計2155人で、原村のみ前年度を上回った。諏訪圏域外の県内は108人で辰野町が55人と目立った。

広域連合は数年前にセンターをPRするポスターを保育園に配るなど浸透を図っている。15、16年度は全体の約4割を占めた新規の患者数は17年度も同程度とみられ、運営医師会事務局は「センターの周知はされているのではないか」とみる。

諏訪地域の開業医や病院勤務医が交代で診察に当たるほか、信州大学病院の医師が週1回訪れている。課題の一つは、子どもを診察できる内科医、小児科医の高齢化で、同事務局は「医師の負担を減らすための何らかの対応が必要」と話している。

センターは軽症小児患者の集中に伴う救急病院の小児科医の負担増大の解消を図ろうと07年に開設した。患者数が少ないのは子どもが健康を維持している目安としては良い傾向だが、診療報酬が減ると6市町村が負担する管理業務委託料が増える。18年度のセンター運営費約4100万円のうち6市町村の負担金は約2000万円に上っている。

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