目指せ水ロケット日本代表 原中科学部が挑む

LINEで送る
Pocket

国際大会を目指す原中科学部の(右から)田中さんと小谷さん

原村原中学校科学部3年の田中郁也さんと小谷大河さんが、「水ロケット」国際大会の出場権を懸けて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス(相模原市)で21日に行われる代表選考会(第2次審査)に臨む。2人は「日本代表を勝ち取り、シンガポールで開かれる国際大会に行きたい」と意気込み、水ロケットの改良に取り組んでいる。

大会は、JAXA宇宙教育センター内(相模原市)に事務局を置くアジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)主催。中学2年生から高校1年生までを対象に、宇宙技術に興味を持つ人材育成や同世代の子どもの国際交流を目的に開く。今回で14回目。50メートル先の定点にロケットを正確に飛ばす技術を競う。

1年生の時から水ロケット作りに取り組んできた田中さんと小谷さんは、3年になって水ロケット大会の出場を目標に掲げた。諏訪6市町村が取り組む「SUWA小型ロケットプロジェクト」にも刺激を受けたという。

顧問の平塚広司教諭と3人でチーム「B aX(バクロス)」を立ち上げ、6月に大会へ応募したところ、全国18都道府県約40チームの中から1次の書類審査合格の8チームに選ばれた。2次では英語の面接と実技審査が待つ。上位3チームが日本代表に選ばれる。

2人は1・5リットルペットボトル2本を使って長さ約60センチの水ロケットを製作。牛乳パックの羽根3枚も取り付けた。晴れた日は原小学校校庭で発射台にロケットを設置し、空気を入れて飛ばす練習に励む。今のところ、48メートル付近への落下が最高記録という。

田中さんは「ロケット製作は失敗の方が多いけど成功したときのうれしさがある」、小谷さんは「本番までに改良を重ね、百発百中で50メートル先の目標に飛ばしたい」と意欲を見せる。

平塚教諭は「2次審査では原村ならではの良さを伝え、村の底力を見せたい」と生徒を後押し。科学部のアドバイザーを務める富士見高校(富士見町)理科専科の樋田浩紀教諭も「飛ばす角度や空気圧、飛行の安定性などいろいろ試し、ベストな状態で臨んでほしい」と期待を寄せている。

おすすめ情報

PAGE TOP