阿部氏と金井氏が討論 県知事選へ政策問う

LINEで送る
Pocket

県知事選に向けた立候補予定者の公開討論会で主張を述べる阿部氏(左)と金井氏

19日告示、8月5日投開票の県知事選に向け、日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会は16日、立候補予定者の公開討論会を長野市生涯学習センターで開いた。これまでに出馬を表明している現職の阿部守一氏(57)と、新人で元上田市議の金井忠一氏(68)に、県外への人口流出、結婚・子育て、高齢化などの課題についてそれぞれの受け止め方や政策を聴いた。

若者の県外流出について、金井氏は、安定した雇用と収入の確保、長野県で子育てを希望する若者への仕事や住宅の支援が必要と指摘。加えて、学びの場の確保と県外からの学生の呼び込み、さらに県内企業への就職へとつなげていく努力を重視し、「安心して暮らしていける県にしていくこと、そのための施策を若者の声も聴きながら具体的にやっていくことが大事」と述べた。

対して阿部氏は、豊かな自然の中で子育てする魅力のアピールや学びの場の整備の必要性に加えて、「県内の産業の良さ、強さを知らない若者が多い」と指摘。「もっと地域の農林業、製造業の魅力もアピールすることで若者に長野県に目を向けて、定住してもらいたい。移住してくる人たちを温かく迎えていく風土にしていくことも大切」と語った。

約140人が参加。フリーアナウンサーの坂橋克明さん、若者の投票率向上などに取り組む信州大学教育学部4年の中村裕斗さんがコーディネーターを務めた。事前に高校生に行ったアンケートを基に、公共交通の充実やU・Iターンを増やすための政策について質問する時間も設けた。

討論の模様は23日からウェブサイト「e―みらせん」で配信される予定。

おすすめ情報

PAGE TOP