巨木8本春宮、秋宮へ 下社里曳き開幕

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注連掛を出発し、山合いの曳行路を進む秋宮一之御柱。夏のような暑さに負けず、川岸地区の氏子たちが力を合わせた

注連掛を出発し、山合いの曳行路を進む秋宮一之御柱。夏のような暑さに負けず、川岸地区の氏子たちが力を合わせた

諏訪大社御柱祭の最終章を飾る下社里曳(び)きが14日、下諏訪町で開幕した。初日は春宮、秋宮合わせて8本の御柱の曳行(えいこう)が始まり、春宮一は建て御柱を終えた。町中心部の通りでは「神賑わいの催物パレード」。初夏の好天に恵まれて多くの人出があり、町内は祭り一色に染まった。

御柱の曳行は、春宮、秋宮の柱順に順次スタート。出発地点の注連掛(しめかけ)では小高い丘から曳き落とし、春宮の境内でも木立の間を抜けるように木落しした。曳行時間には全般に大幅な遅れが出て、最後尾の秋宮四が春宮境内に木落ししたのは、予定より5時間遅れの午後10時30分すぎ。秋宮三とともに春宮への木落しを終えた境内で曳行を終了した。

催物パレードは地元の下諏訪町御柱祭実行委員会の主催で行い、会長の青木悟町長、実行委員長の浜康幸商工会議所会頭による出陣太鼓を合図にスタート。春宮大門交差点―秋宮前の国道20号を中心とした通りで太鼓や民謡踊り、長持ち、騎馬行列がパレードを展開し、所作などを披露しながら進んだ。

里曳き2日目の15日は、この日曳行のない春宮三を除く6本の御柱の曳行を行い、春宮二、四は建て御柱。催物パレードは73さおの長持ちが繰り出すなど最高のにぎわいとなる。

■初日の人出13万8000人

諏訪地方観光連盟の御柱祭観光情報センターは、下社里曳き初日の14日の人出(速報値)をまとめた。氏子と観衆を合わせた人出は13万8000人で、前回に比べて8000人の減。氏子は前回から7000人増える一方、観衆は1万5000人減った。「観光客への事前周知や通行規制によって曳行路の混雑が緩和され、多くの曳き子が参加できた。大型連休後の休日で観衆は穏やかな入り込み」と説明している。町御柱祭実行委員会は第2日の15日が人出のピークとみている。

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