「かわいい」 縄文のビーナスと仮面の女神

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国宝土偶の仮面の女神と縄文のビーナスが「かわいい」ぬいぐるみに

茅野市から出土した国宝土偶の「縄文のビーナス」と「仮面の女神」をかたどった国宝土偶マスコット(ミニぬいぐるみ)が、特別展「縄文―1万年の美の鼓動」を開催中の東京国立博物館(東京上野)で販売される。国宝土偶の貯金箱や縄文デザインのネクタイを手掛けた「ライブラ」(同市豊平)が、「かわいい」に着目して開発製造した新商品で、話題を集めそうだ。

マスコットはフェルト布製で、縄文のビーナスが体長約10センチ、仮面の女神は同約11センチ。バッグなどにつけて”連れ歩く”ことができる。構想実現に3年を費やし、文様を忠実に再現する一方、造形は大胆に抽象化。同社は「造形として完成されている国宝土偶をいかにデフォルメするか。視覚的に『かわいい』と感じてもらえるデザインにたどり着くまでに時間がかかった」と話す。

現在、市尖石縄文考古館(同市豊平)喫茶コーナー内のミュージアムショップで1個864円で販売されている。同店によると、縄文のビーナス、仮面の女神ともに同じくらいの売れ行きで、「若い人から年配の方まで女性を中心に購入している」という。「(人形の)肌触りがいい」「かわいい」と好評を博している。

東京国立博物館での販売をめぐっては、2月に東京ビッグサイトで開かれたインターナショナルギフトショーへの出展をきっかけに同館ショップ関係者から投げ掛けがあり、採用された。2体の国宝土偶が特別展に出品される31日を前に、21日から販売を開始する予定。子どもたちが訪れる夏休みへの期待が高まり、販売を希望する事業者の問い合わせが相次いでいるという。

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