ブロック塀も調査へ 岡谷市内の通学路

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岡谷市教育委員会は18日、通学路安全対策会議を市役所で開き、大阪府北部地震で登校中の女子児童が倒壊したブロック塀の下敷きになって死亡した事故を受け、市内7小学校の通学路に危険なブロック塀がないか調査する方針を明らかにした。3年ごと行っている通学路の点検に合わせて30、31日、8月2日に実施。通学路の安全確保につなげる考えだ。

市教委は、2012年4月に京都府亀岡市で通学中の児童が交通事故に巻き込まれた事故をきっかけに、関係機関による通学路の合同点検を実施し、「岡谷市通学路交通安全プログラム」を策定。3年ごと見直しを行っている。今年度は第2次計画の最終年度となっていることから、来年度からの第3次計画を策定する予定だ。

合同点検には学校、市教委のほか、道路管理者の市、国土交通省長野国道事務所、県諏訪建設事務所、岡谷署の関係者らが参加。各学校がリストアップした「危険箇所」を回り、対策が必要な箇所を抽出する。今回は7小学校で計55カ所が挙がっており、合同点検の結果を受けてハード、ソフト両面で具体的な対策を検討する。

これまでは交通安全対策を中心に行ってきたが、大阪府での痛ましい事故を受け、ブロック塀についても合同点検に合わせて調査することにした。この日の会議で市教委は心配なブロック塀がある場合には25日ごろまでに教育総務課に連絡するよう学校側に要請した。建築技師が専門的な立場で劣化度や構造を確認するという。

市教委では既に学校施設にあるブロック塀については緊急点検を実施し、一部撤去も行った。ただ、通学路のブロック塀についてはあくまで所有者の責任であり、具体的にどのような対策ができるかは難しい部分もある。市教委教育総務課は「まずは情報を共有し、対策を検討したい」としている。

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