連日猛暑の諏訪地方 教育、農作物に影響

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20日の諏訪の最高気温は33・2度となり、13日から8日連続で30度を上回った。今年最高は15日の34・5度で平年より7・1度も高い。長野地方気象台によると、1週間程度は34度台に達する高温状態が続く見通し。愛知県で小学1年生が熱中症で死亡した事故を受け、諏訪地方の小中学校でも熱中症対策が進み、校外活動や行事を中止する動きが広がっている。農作物への影響を懸念する声も出始めた。

諏訪市教育委員会は19日までに市内小中学校3校に扇風機25台を追加で配備。茅野市教委も小中学校に扇風機の購入を認めた。原村の原中は22日までの予定で、コンクールを控えた部を除いて朝と放課後、休日全ての屋内外の部活動を中止し、風通しの良い運動着で授業を受けるようにしている。

それぞれの学校で水筒の持参やこまめな水分補給、帽子の着用などを徹底しているほか、校外活動を自粛する動きも。養護教諭などと連携し発症時の早期対応を呼び掛けている。諏訪市の豊田小は参加者の健康を考慮し、21日に予定していた自然体験行事の開催を見送った。

他方、連日の猛暑で扇風機などの需要が高まり、量販店などでは品薄になってきている。茅野市郊外の別荘地では「例年に比べてお客さんの入り込みが早い」(別荘開発事業者)。原村では暑さの影響でセロリの生育が鈍り、出荷量が若干減少。高温の長期化に警戒感が強まっている。

厚生労働省によると、熱中症は、高温多湿な環境に長くいて体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が乱れて体内に熱がこもった状態。めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛、吐き気などの症状が出て、重症になると返事がおかしい、意識消失、けいれんなどが起きる。

暑さを避け、こまめに水分・塩分を補給することが大切で、熱中症が疑われる人を見かけたら、涼しい場所で体を冷やし、水分を与える。自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼ぶ必要がある。

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