諏訪市 消費者相談2年連続減

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諏訪市の消費者相談件数

諏訪市役所内の市消費生活センターに2017年度に寄せられた消費者相談は239件で前年度比23件減少し、2年連続で前年度を下回った。ピークだった15年度の378件に比べると36・8%の大幅減。センターは消費生活相談員が出向く出前講座に工夫を凝らしており、「出前講座などの効果が出ているのではないか」としている。

センターによると、17年度の消費者相談で最多だったのは、スマートフォンやインターネットなどに絡んだ相談も含む「通信販売」で125件。「店舗販売」30件、「電話勧誘販売」19件などと続いた。

センターが特殊詐欺防止へ力を入れているのが、還付金詐欺などの手口や対処法を紹介する出前講座だ。17年度は年配者が集まるサロンや夏休み中の児童クラブなど前年度比4件増の13回出向いた。取り入れている寸劇は、参加者に演じ手を依頼。「(職員よりも)住民に身近な人が演じた方が記憶に残りやすい」と話す。子どもたちには契約の大切さなどを伝えている。

出前講座では、詐欺目当てで実際に送付されたはがきを拡大コピーした紙を持って行き、実際に見てもらうことで防止につなげている。不当な要求を断る言葉をみんなで声に出し、いざという時に備えている。

市への消費者相談は架空請求が問題になった05年度に多かったが、翌年度からは減少。11年度から増加に転じ、センターを設置した15年度が378件に上った。

センターは特殊詐欺防止へ「安易に契約しないことが大事」と指摘。「不審な電話やはがきがきた場合は一人で判断せず、行政機関に相談を」と呼び掛けている。出前講座などの問い合わせは市市民課市民窓口係(電話0266・52・4141、内線116)へ。

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