2018年7月23日付

LINEで送る
Pocket

記録的な暑さが続き、連日猛暑、酷暑への注意が叫ばれている折も折、職場の冷房機が音を上げてしまった。見るからに年季の入った機械で、業者は古すぎて修理は不可能との見立て。これまでよく頑張ってくれたと思う半面、このタイミングはないよと、恨み言も言いたくなる▼冷房が効かなくなった職場は、午後にもなると生暖かい空気がよどみ、集中力が奪われ、まるで頭が働かない。体内に熱がこもるのが感じられ、不快な感覚が強まっていく。「室内でも熱中症」の怖さを少し体感した気がした▼エアコンが整備されていない小中高や保育園、幼稚園などは大丈夫だろうか。施設によっては扇風機の増設や、濡らしたタオルを首にかけるなどの対応が取られているようだが、どのくらい効果があるのか心配にもなる。日本水泳連盟によると、気温と水温を足した温度が65度以上になると、日射病や熱射病の危険性が高まる。プールも油断できない▼全国的に熱中症とみられる救急搬送が相次ぎ、専門家からは「もはや災害」との指摘もある。暑さへの認識を改め、授業や行事、仕事を中止したり、延期したりする意識改革が必要だ▼屋外活動をしていた小学生が亡くなる被害も出た。体が未発達な子どもは犠牲者になりやすい。命を守るために、校舎などの耐震化と同じ考え方で冷房設備を整備できないか。設置者の垣根を超えた早急な対策を望みたい

おすすめ情報

PAGE TOP