環境に配慮した登山を 原村で山の日サミット

LINEで送る
Pocket

持続可能な山との付き合い方について学びあった「山の日サミット」

信州山の日(22日)に合わせて、環境に負荷をかけずに山を楽しむ方法や心構えについて学び合う「山の日サミット」が22日、原村の八ケ岳自然文化園で開かれた。アウトドアの専門家によるシンポジウムや環境に配慮した清掃登山、ヨガ&トレッキング、山をテーマにした物販などが繰り広げられ、登山愛好者らがエコな登山に向けて思いを共有した。初めての試みで夜には国際映画祭の短編映画上映もあった。

富士見町の有志や地元山小屋関係者らでつくる「山の日サミット制作局」が主催、長野日報社など後援。今年で3回目。シンポジウム第1部では、ライターの田口裕子さん=千葉県=、元マウンテンバイク選手の檀拓磨さん=茅野市=、登山家の花谷泰広さん=北杜市=ら異業種の4人がそれぞれの視点から自然環境への思いを語った。

檀さんは子ども向けのアウトドア教室を長年続けており、「自然の大切さを伝え、将来のリーダーを育てたい」と語った。森は国や財産区など誰かの持ち物だということを忘れず「森で出会ういろんな業種の人にあいさつすることが大切」とした。花谷さんは自然に入るときの心構えとして「死を伴う結果を常に頭に入れている」と話した。

7年目に一度の諏訪地方の御柱祭にも話が及び、「大木を山から曳き出す道をキープしている人たちがいる。地元には『ソウルマウンテン』の理念がある」などと指摘した。

登山仲間の田村来美さん(43)=茅野市=と金悦子さん(47)=大阪市=は「自分の経験を発信できることはすごいことだと思った」と刺激を受けていた。

制作局代表の松井彩香さん(33)=富士見町=は「地元や県外などいろんな人と意見交換する機会にできたら」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP