保育園全室にエアコン 伊那市が整備へ

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クーラーのある未満児室で遊ぶ子どもたち=25日午後、伊那市東春近保育園

伊那市の白鳥孝市長は25日の定例会見で、猛暑による熱中症対策として来年夏までに19ある市内公立保育園の全保育室にエアコンを整備すると明らかににした。そのうち未満児室を中心に緊急的な対応が必要な7園8室については、来月の盆前に設置する。子育て支援センターは2施設に計3台、学童クラブにも17台程度を早期に導入する考えで、市議会9月定例会に補正予算案を提出。小中学校も今年度から段階的に、全教室へ整備を進める方針だ。

盆前に緊急対応するのは、未満児室で竜北、新山、手良、高遠第2・第3、長谷の各1室で、上の原が2室。西箕輪は日当たりの関係で高温になりやすい保育室に導入する。この整備により、未満児室は公立保育園全園でエアコン完備となる。

市子育て支援課によると、公立保育園のエアコンが必要な保育室などは約170室あり、設置率は現状で4割ほど。各保育園では猛暑に対して、小まめな水分補給のほか、扇風機を買い足したり、風通しのいい部屋を活用したりと苦労している。園長の一人は「大人に比べて子どもは体温調節が難しく、喉が渇いたとうまく言えない子どももいる。命を守るためにクーラーは必要」と話す。

小中学校については全校の保健室と全中学校のパソコン教室にエアコンが設置されているが、そのほかの教室にはほぼ整備されていない。

普通教室と特別教室で各300室にも及ぶことから、この日の会見では整備完了の目標年度は示されなかった。学校現場の声も聞く中で、普通教室から順次導入を進める考えだ。

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