桑で地域活性化を 駒ケ根市竜東住民団体が苗木づくり

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駒ケ根市の竜東地域活性化に取り組む団体「竜東農村公園活性化プロジェクト」は16日、同市東伊那の畑で桑の苗木を作るための挿し木をした。同団体は、市が推進する6次産業化の取り組みの一つとして桑の葉の商品化を計画。苗木は来年、駒ケ根シルクミュージアム近くの畑に植樹する予定で、この日はプロジェクトメンバーが桑の枝木約1000本を植えた。

同団体は、地域住民や駒ケ根シルクミュージアム職員など約15人で構成し、過疎化する竜東地域を活性化させたいと活動に取り組んでいる。富岡製糸場(群馬県)が世界遺産となり製糸や養蚕業への関心が高まる中で、竜東地域で盛んだった養蚕を、新たな産業や観光資源につなげたいと考えた。

この日は、食用に適した品種の枝木を用意。長さを20センチほどに切りそろえ、等間隔に植えた。同団体の村上孝治会長(64)=同市中沢=は「商品化にはまだ課題が多いが、プロジェクトの第1弾として桑が地域振興に役立てば」と生育に期待した。

育てた苗木はシルクミュージアム東側の畑に移植する予定で、来夏には収穫ができるという。今後は桑を使った化粧品や酒、健康食品の製造を検討していくといい、シルクミュージアムの関宏夫館長(75)は「天ぷらやアイスクリームにして館内のレストランで提供してもいい」と話していた。

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