縄文ふるさと大使に野口健さんを任命 茅野市

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縄文ふるさと大使に任命されたアルピニストの野口健さん

茅野市は26日、市のPRを担う「縄文ふるさと大使」に、山梨県富士河口湖町を拠点に活動するアルピニストの野口健さん(44)を任命した。野口さんにとって八ケ岳は人生初登山の地といい、これまでに300回近く訪れ、八ケ岳の自然を愛する一人。市役所で柳平千代一市長から委嘱を受けた野口さんは、「八ケ岳、茅野市の自然の魅力をどう伝えていくか、自分なりに考え行動していきたい」と抱負を語った。任期は3年。

野口さんは1973年生まれ。植村直己さんの本と出合って登山を始め、25歳で7大陸最高峰登頂の当時の世界最年少記録を樹立。エベレストや富士山における清掃登山、環境学校などの社会貢献活動にも積極的に取り組む。

八ケ岳には高校1年で天狗岳に登ったのが最初で、「登山人生の原点」になったという。今でも年15回程度は訪れる。

八ケ岳の自然について野口さんは、「自然豊かで変化に富んでいる。特にコケは素晴らしく屋久島以上だと思う」と評価。しかしニホンジカによる食害や立ち枯れなど自然の変化を指摘。「大使をきっかけに八ケ岳の環境保護に取り組めたら」と語った。自然との接点が減った現代の子どもを憂い、「自然と触れ合い、自然の素晴らしさをしってもらう取り組みを八ケ岳で実現したい」と夢を語った。

柳平市長は「豊かな自然と5000年前の縄文文化を資源にまちづくり、人づくりに取り組んでいる。市制施行60周年の記念の年に快く大使を引き受けていただき、市民を代表して感謝したい」とし、活躍を願った。

縄文ふるさと大使は2011年度に始まった制度。現在活動中の大使は13人(男性10、女性3)。

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