伝わる力強さと愛 木村浩子さん作品展 伊那

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かんてんぱぱホールで絵画や書の作品展を開いている木村さん

伊那市西春近のかんてんぱぱホールで、「口と足で描く芸術家協会」会員の木村浩子さん(80)=沖縄県=の作品展が開かれている。左足の親指と人さし指に絵筆を縛り付けて描いた絵画や書36点を展示している。8月1日まで。

木村さんは3歳のときに脳性まひにかかり、17歳まで寝たきりになった。戦中戦後の混乱のため就学せず、17歳になって初めて立ち上がることができるようになったという。その後、短歌や絵を積極的に学び、唯一自分で動かせる左足を使い、野生の草花や童画、俳画などを制作。平和活動や障がい者運動、民宿経営をしながら、海外でも個展を開いている。作品は花々や野菜がみずみずしく描かれ、子どものあどけない表情が温かさや力強さを感じさせる。

作品展は木村さんと十年来の親交がある三石成美さん=飯島町=が企画。三石さんは「木村さんは障がいがあっても、バイタリティーにあふれた人。感性が素晴らしく、作品からパワーや愛を感じる。作品展が障がい者理解にもつながれば」と話している。

入場無料。時間は午前9時~午後5時(最終日は午後3時まで)。問い合わせは三石さん(電話090・2509・6781)へ。

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