名作ずらり 茅野市制施行60周年記念企画展

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東山魁夷ら郷土に関わりを持つ画家8人の作品を展示する茅野市制施行60周年の記念企画展=茅野市美術館

茅野市美術館で28日、地域にゆかりの深い画家8人の絵画約60点を集めた企画展「信濃美術をみつめる―描くこと この地との出会い」が開幕する。茅野市制施行60周年を記念した企画展。同館収蔵作品のほか、県信濃美術館東山魁夷館蔵の東山魁夷「緑響く」など、県内外の美術館収蔵の名作を展示する。9月9日まで。

昭和を代表する日本画家、東山魁夷の作品は5点。代表作の一つで御射鹿池を描いた「緑響く」は、8月末に開幕する京都国立近代美術館「生誕110年・東山魁夷展」での展示のため、茅野市美術館では8月13日までの期間限定での公開。その後は、一般公開が珍しいという「緑響く」の習作、八島高原を描いた「夕明り」の習作などを展示する予定。

企画展は、茅野市で生まれ育った人、教員として諏訪の地で過ごした人、蓼科高原を愛して滞在した人など、さまざまな形で地域とつながる画家にスポットを当てた。

出品作家は東山魁夷のほか、同市生まれの矢崎牧廣、矢崎博信、篠原昭登、戦前の二科会の重鎮だった 正宗得三郎、画道を貫くため表舞台から退いた小堀四郎、日本芸術院恩賜賞受賞した 辰野町出身の中川紀元、独自 の画風で知られる田村一男の計8人。

世田谷美術館蔵の小堀四郎「無限静寂(宵の明星―信)」、府中市美術館蔵の正宗得三郎「素園小景」、県信濃美術館蔵の矢崎牧廣「鎌ケ池」、松本市美術館蔵の田村一男「雪の白樺湖」など、他館が収蔵する名だたる名作が並ぶ。

同館では「それぞれにかかわり方は違うが、茅野に影響を受けている画家たち。作品を通して茅野の地に触れてほしい」と話している。

火曜休館。午前10時~午後6時。入館料一般500円、高校生以下無料。問い合わせは同館(電話0266・82・8222)へ。

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