諏訪地方小中学校 猛暑でエアコン導入模索も

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諏訪地方の小中学校では扇風機を増設するなどして猛暑に対応している=諏訪市豊田小

連日の猛暑を受け、諏訪地方の小中学校が対応に追われている。主に扇風機の増設などを進めている。今夏の酷暑を含め近年は夏の暑さが厳しいことから、来年度以降、普通教室へのエアコン導入を模索する動きもある。

暑さ対策として扇風機を増設している学校が目立つ。諏訪市教育委員会は要望を受けて7校に計50台を購入した。他に学校裁量で調達したところも。諏訪地域では、よしずや日よけネットで対応している学校もある。よしずなどは品薄になり、確保に苦慮している。

岡谷市教委などは、児童生徒の様子を注意深く観察することやこまめな休憩の徹底を求めている。授業中に「給水タイム」(下諏訪中)を設けるなど水分補給も積極的に呼び掛けている。

エアコンは保健室に設置されている学校があるものの、教室には未設置だ。猛暑を受けて教室への設置検討を視野に入れる自治体も。諏訪市の金子ゆかり市長は、来年度以降に向け、導入を検討するよう担当部署に指示した。原村も来年度以降に設置を検討する考えだ。

ただ、エアコン設置に伴う国の支援の 具体策や自治体の財政負担は見通せない。茅野市教委は「エアコン設置が望ましいが、仮に全教室に導入すると3~4億円の財源が必要。国の財政支援が見えない中では慎重にならざるを得ない」とする。

小中学校は夏休みに入っている。富士見町などではプール開放の可否について気温などを基に熱中症の発生しやすさを示す「暑さ指数」に沿って判断する小学校もある。

夏休み後も暑さが続く可能性がある。気象庁の3カ月予報によると、県内は残暑が厳しくなる見通しだ。諏訪市教委は「残暑に備えてできることを検討したい」としている。

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