熱き魂未来へつなぐ 下社里曳き閉幕

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枝葉を縫うように立ち上がっていく秋宮二之御柱。柱に乗った岡谷市湊・川岸・長地地区の氏子たちが振る金色のおんべが映えた

枝葉を縫うように立ち上がっていく秋宮二之御柱。柱に乗った岡谷市湊・川岸・長地地区の氏子たちが振る金色のおんべが映えた

諏訪大社御柱祭の下社里曳きは最終日の16日、最も太い秋宮一之御柱など残る5本の建て御柱を、下諏訪町内で行った。新緑がまぶしい春宮、秋宮の社殿の四隅に新しい御柱がそろい、4月の上社山出しに始まった2016年の御柱祭は終幕を迎えた。諏訪地方観光連盟によると、上社、下社を合わせた12日間の人出(速報値)は186万人で、前回に比べて3・4%減った。

建て御柱ではそれぞれの御柱とも、先端の形を整える「冠落とし」をした後、ワイヤなどを巻き取る「車地」を使って立ち上げた。終了後は投げ餅や宝投げのセレモニーがあり、曳き建てを祝った。

建て御柱の最後を飾ったのは、地元下諏訪町が担当する秋宮四。曳き着け後の夕闇の中で始まり、木やりや「よいさ」の掛け声で御柱が角度を上げた。天に向かって真っすぐに立つと、「協力一致に感謝」の垂れ幕を下ろし、万歳を繰り返した。次回の御柱祭は2022年となる。

諏訪地方観光連盟の御柱祭観光情報センターは、上社、下社12日間の人出が減った理由について、「氏子以外の観覧に規制があることが事前周知できたことで、計画を立てずに訪れる観光客が減ったのが大きい」とみている。人出のうち氏子の人数は28万8000人で、前回(23万2000人)を上回った。下社里曳きの人出は最終日が5万9000人で、3日間合計は46万1000人だった。

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