チャイルドライン電話相談 17年度2852件

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子どもの悩みを受け付ける電話相談の活用を呼び掛ける「チャイルドラインすわ」の関係者=諏訪市役所

子どもの悩みを電話で聞く「チャイルドラインすわ」(宮野孝樹運営委員長)は30日、2017年度の相談受付件数を公表した。総数2852件で前年度に比べて352件減った。運営するNPO法人すわ子ども文化ステーション(諏訪市)内の運営委員会は減少理由について、電話の受け手不足を挙げるほか、「家庭の固定電話が少なくなり、(携帯電話を持たずに)電話をかけられない子どもが増えているのでは」としている。

運営委によると、電話の受け手として37人が登録しているが、実際に対応しているのは22人。養成講座を開いて確保を目指しているが、継続して担う人はなかなか増えていないのが現状という。全国データでは相談の7割余が携帯電話からという。運営委は「電話を持たずにかけられない子どもの対策が課題」とした。

チャイルドラインは、県内4カ所で展開しており「すわ」は05年度に始めた。全国統一の電話番号のため「すわ」にも全国から着信がある。17年度に「すわ」で受けたうち、実際に会話が成立したのは953件。「人間関係」の相談が目立つ。事務局は「(解決を求めるよりも)話を聞いてほしいという子どもが多い」とした。

電話の受け手として必要な知識を学ぶ養成講座は8月25日から9月22日までの計12回、諏訪市総合福祉センターなどで開く。宮澤節子事務局長は「養成講座を受けてもらい、子どものことを一緒に考えてほしい」と話している。

申し込みは、すわ子ども文化ステーション内のチャイルドラインすわ(電話0266・58・3494)へ。

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