赤穂南小 酷暑で夏休みのプール開放中止

LINEで送る
Pocket

熱中症指数31度、気温40度を超えた駒ケ根市赤穂南小のプールサイド=7月31日午後3時すぎ

連日の酷暑が続く中、駒ケ根市赤穂南小学校は熱中症対策の一環として、夏休み中の7月31日から8月8日までの計7日間に計画していた児童向けのプール開放を全休にする措置をとった。プールサイドの気温や水温の上昇による体調不良への懸念、水泳のために登下校する際の児童の安全性などを考慮した。

同校では今年度、国が定める熱中症予防の指数が計測できる温度湿度計を導入。プール開放開始前日の30日午前10時すぎに、プールサイドで計測したところ、気温40・9度、熱中症指数31度の「警報域」に達した。31日のプール開放時刻は午後1時15分を計画していたため、「午後は気温や指数がさらに上がる」との判断や、今後も猛暑が連日続くという天気予報を総合的に判断した結果、全日程を取りやめた。

同校ではプール開放の実施に向け、テントを張って日陰をつくる対策も考えていたがプールサイドのコンクリートが熱せられる状況やプール当番の保護者の負担も考えた。

同校の田中智之教頭は「遠くの家から一人でプールに通う低学年児童もおり、登下校時の安全にも配慮した」とし「30年の教員生活で、暑さでプール開放が中止になったのは初めて」とも語った。

市教育委員会によると、市内では31日午後からのプール開放を午前中に前倒した小学校もあった。市教委では「各校には環境省熱中症予防情報サイトの『暑さ指数の実況と予測』を参考に、プール開放の実施、中止を判断してもらうように伝えた。安全性を重視し、臨機応変に対応してほしい」と呼び掛けた。

おすすめ情報

PAGE TOP