今年の熱中症搬送57人に 諏訪広域消防本部

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連日の猛暑の影響で、諏訪地域では熱中症の疑いで病院に搬送される件数が増加している。諏訪広域消防本部によると今年の搬送件数は7月31日現在で57件(57人)に達し、広域消防が発足した2015年度以降最多となった。重症者は5人に上っている。

過去に熱中症で搬送されたのは2015年度54人、16年度32人、17年度33人。今年は7月だけで51人が搬送されている。

年代別では70代以上の高齢者が28人と最も多く、うち18人が屋内で発生した。重症5人のうち4人が70歳以上の高齢者で、25日に搬送された男性(88)は、自宅室内で作業中に具合が悪くなり救急要請した。19日に搬送された下諏訪町の女性(74)は、朝から食事ができず発熱と脱力で動けないことから、訪問看護師が救急要請。高齢者は屋内で安静にしていても発症するケースがあった。

10代以下も9人搬送されており、うち6人が屋外での活動や部活中に寒気や吐き気、手足のしびれなどの症状で搬送されている。19日には教室で授業を 受けていた諏訪市の小学1年の男子児童(7)が頭痛などの体調不良を訴え搬送された。男子児童は体温が38度台まで上がり、冷却剤で脇の下や額を冷やしたが熱が下がらなかったという。

今年度は5月2人、6月は4人が搬送された。諏訪の最高気温が30・7度を記録した7月10日から搬送件数が増加。同所の最高気温が33・2度となった20日には、今夏1日当たり最多の7人が搬送された。

消防関係者は「気温の影響で体温調節がうまくできなくなり、体調不良になる。体に異常を感じたら救急要請してほしい」と話していた。

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