富士見中生がロケット製作体験

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SUWA小型ロケットプロジェクトのロケット製作の体験講座。慎重にロケットを組み立てる富士見中学校の生徒たち

小型ロケットの開発、打ち上げを通じて諏訪地方のものづくり技術の高度化と人材育成を目指す、諏訪地方6市町村と信州大学工学部の「SUWA小型ロケットプロジェクト」は1日、ロケット製作の体験講座を富士見町富士見中学校で開いた。子ども向けの教育活動は同プロジェクトとしては初めて。同校の1~3年生20人が紙の筒やプラスチック部品でロケットを組み立てながら構造や原理を学び、打ち上げに挑戦した。

次代を担う子どもたちにものづくりの楽しさと、諏訪地方の製造技術力の高さ、プロジェクトの取り組みを知ってもらうのが目的。町と同校がプロジェクトを町内に紹介し、人材の育成と就職教育の一環にと誘致した。

プロジェクトを統括する信大工学部の中山昇准教授とプロジェクトに参画する各企業のメンバー、信大ロケットクラブの学生などが指導、サポートにあたった。

製作は3Dプリンターで立体成型したプラスチック製の部品と紙製の筒、ストローなどを組み合わせたオリジナルのキットを使い、ロケット本体を組み立てたり、起爆剤を仕込んだりして完成させた。さっそく校庭に繰り出して打ち上げ、完成の精度を試した。

1年生の細川美詩さんは「ミリ単位で正確に組み立てるのが難しかった」と言い、打ち上げを成功させた2年生の本宮丞君は「諏訪の身近な企業でここまですごいものが作られていると知って驚いた。ものを作って完成させる達成感を味わえた」と目を輝かせた。

中山准教授は「ロケットづくりを通して興味と視野を広げてほしい。将来、諏訪地方の製造業で働きたいと思ってもらえたら」と願いを込めていた。

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