諏訪東京理科大生が企業見学ツアー 諏訪市

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開発担当者(右)から説明を聞く諏訪東京理科大の学生ら=諏訪市のアスリートFA

諏訪市は3日、公立諏訪東京理科大学(茅野市)の学生を対象に製造業の工場を見てもらう初の「企業見学ツアー」を諏訪市内3社で行った。就職活動前の1~3年生を中心に24人が参加。企業の事業概要を知り、就職先の選択肢に入れてもらった。

4月に公立化された同大の学生に企業を知ってもらうことが主眼。地元就職の後押しもする。業種のバランスを考慮して3社を選び、バスで巡った。

工場の自動化設備などを開発製造しているアスリートFA(同市四賀)では、総務の担当者が業務内容を説明した。スマートフォンに組み込まれているIC(集積回路)チップに取り付ける部品などを製造しているとし、「仕事のメインは海外。従業員は80人規模だが、世界有数の企業と取引している」などと紹介した。山崎晋社長は「(ものづくりを通して)世界に発信している企業があることを覚えておいて」と呼び掛けた。

学生は設計や開発部門など工場内を見て回り、疑問点を担当者に質問した。滋賀県出身で工学部機械工学科2年の吉田隆人さん(20)は「(同社の装置が)自分も使っているスマホの部品に使われていると聞き、親近感を持った。諏訪地域の精密機械の企業に勤めたい」。同2年の深井友喬さん(19)は「技術を積み重ねながら世界を目指しているところがいいと思った」と話した。

この日は共進、ミクロ発條も見学した。市商工課は「地元の企業を知り、就職先の選択肢になればありがたい」としている。

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