JICA研修でベトナムへ 中沢小の山田教諭

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JICAの教師海外研修でベトナムに行く山田あかり教諭

駒ケ根市中沢小学校の山田あかり教諭(28)が8日から17日にかけて、ベトナムで行う国際協力機構(JICA)の教師海外研修(JICA東京・JICA駒ケ根主催)に参加する。山田教諭は「現地に住む人々との会話やインフラ状況の視察を通じて、開発途上国について深く知りたい」と意気込んでいる。

ベトナムの研修では、住民の家に泊まるホームステイをして現地の生活を体験するほか、下水道の整備が不十分な地区の視察をするなど、開発途上国の現状について学ぶ。下半身がつながった結合双生児として生まれ、「ベトちゃんドクちゃん」の愛称で日本でも知られたグエン・ドクさん(37)にも会う予定だ。

山田教諭は中野市出身。中学生のときから英語が好きで、語学を生かした仕事をしたいと考えていた。高校時代にはJICA事業の青年海外協力隊に興味を持ったものの、教育大学に進学して教師の道を歩む。日々の仕事に追われる中で、いつしかJICAへの関心も薄れたという。

転機が訪れたのは中沢小に赴任した今年4月。「JICAがある駒ケ根市に来たのはとても大きかった」と振り返る。担当する4年生がJICA駒ケ根の隊員候補生との交流学年だった縁から、「JICAの活動に関わりたい」との思いが再燃。同研修に応募し、ベトナムへ渡るメンバーの1人に選ばれた。

周囲は山田教諭の挑戦を応援しているという。「校長からは『ぜひ応募しなさい』と後押しの言葉をいただいた。環境に恵まれている」と感謝の言葉を口にした。秋には研修成果を生かした授業を予定。「国際協力というと大きなプロジェクトに思われがちだが、小さな取り組みでも実は世界の人々のためになることを子どもたちに伝えたい」と話している。

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