新編「井月全集」31日刊行 伊那の顕彰会

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31日の刊行を発表する竹入弘元さん(右から2人目)ら編集に関わった役員ら

伊那市の井上井月顕彰会(北村皆雄会長)が井月没後130年記念企画で編集を進めていた「新編 漂泊俳人井月全集」が31日に刊行される。俳人井上井月(1822~87年)の研究者で同会副会長の竹入弘元さん(86)=同市荒井=ら、編集に関わった同会役員が6日会見し、現代仮名遣いに組み直し、写真も取り入れた読みやすく親しみやすい全集にまとまったことを報告した。

発句のほか、連句、逸話、書簡、雑文等を追加し、井月日記を年代順に再編するなど内容を充実させ、既刊の全集発行後に見つかった新句を含む1747句を収録。ページ数は650ページを超え、増補改訂の全集第5版(2014年刊)よりも100ページ以上増える。写真も有効活用し、同会理事で写真家の唐木孝治さん=高森町=が撮りためた作品を表紙やグラビアページに収録し、現代的な全集に仕上げているという。

竹入さんは「井月は伊那の人ではないけれど、伊那で晩年の30年を生活した。井月は伊那が生んだ優れた俳人。井月の伊那での生活を再評価し、新編を出して、井月を知っていただこうという願いを込めている」と述べ、新編の見本を示した。

本体価格は税別4500円。30日まで予約を受け付ける。予約特典として、新編発刊に合わせて構築する井月俳句検索データベース(税別定価2000円)を無料提供する。問い合わせは都市開発研究所内の井上井月顕彰会東京事務局(電話03・3341・6975)へ。

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