疫病神たたいて追い払い さんよりこより

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七夕飾りを手にして疫病神役の大人2人に駆け寄る子どもたち。

伊那市の三峰川を挟んだ二つの神社をつないで行う月遅れの七夕の伝統行事「さんよりこより」(市無形民俗文化財)が7日、美篶川手地区と富県桜井の天伯社であった。子どもが洪水を引き起こす疫病神を七夕飾りでたたいて追い払い、大人がみこしを担いで三峰川を渡り、地区の安全や無病息災を願った。

川手の天伯社には、保育園児や小学生ら約200人が七夕飾りを持って集まった。

疫病神に扮した大人2人が太鼓を打ち鳴らす中、「さんよりこより(さあ、寄ってこいよ)」と唱えながら周りをぐるぐる回り、テンポが変わると一斉に駆け寄って七夕飾りでめった打ちに。集中攻撃を浴びた疫病神は参りましたと退散した。

カラフルな短冊や飾りは地面に散乱した。家族の健康を願う短冊を付けたという美篶小6年の中山歩夢君(11)は「願い事がかなうようにと、思い切りたたきました」と笑顔だった。

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