思い出10年ぶり タイムカプセル開封

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10年ぶりに取り出したタイムカプセルを開封し、当時に思いをはせる茅野市職員ら

茅野市は8日、市制施行60周年記念事業のタイムカプセルの開封式を同市運動公園の時計塔で行い、10年前に収蔵した子どもたちの手紙や作文など19種類約5000点を取り出した。10年ぶりに日の目を見た記録の数々は、さっそく市役所1階ロビーに搬入して「思い出のタイムカプセル展」と題して公開されている。21日まで。

タイムカプセルは1978年、市制施行20周年と国体開催を記念して建立した時計塔に組み込まれている。前回は2008年11月、市制施行50周年の式典資料や各種行事写真、映像DVD、新聞記事、広報ちの、平和作文コンクール最優秀作品集などを収めた。このうち約4900点は市内の小中学生や市民が10年後の自分にあてた手紙(はがき)で近く発送する予定だ。

柳平千代一市長は「10年前の思いがどう生かされているか確認し、次の10年につなげていく機会にしたい。子どもの10年間の変化は人生の大きな糧になる」と話した。

市役所にははがきを除く資料の中から、1978年の市内各地区と公共施設の写真集、88~89年の市勢要覧、98年の長野冬季五輪と御柱祭の写真、新聞記事などが展示された。はがきの仕分け作業をした市税務課の下家奈都実さん(23)は10年前の自分に再会。テニスに夢中だった当時の自分から「(もしも今が)楽しくなかったらこの手紙を思い出して」と励まされ、「うれしいです」と笑顔を見せた。

市は11月ごろ、10年後の市制施行70周年に向けて再びタイムカプセルへの収蔵を行う予定。10年前に子どもや市民が書いたはがきは、順次発送する。問い合わせは、市総務課(電話0266・72・2101、内線132)へ。

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