昼間の対応で特別支援隊 諏訪市消防団

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諏訪市消防団は9月1日、昼間の火災対応を迅速にするための「特別支援隊」を結成する。志願した団員19人で編成。火元近くの事業所に勤める団員が所属分団の管轄地域外でも出動する。平日の午前9時~午後5時の間に対応。今月26日に任命式を行う。

現在の同市消防団員は事業所などに勤める会社員らが88%、市外勤務者が47%を占めている。平日昼間は地元分団員が集まり、出動体制が整うまでに約1時間かかるという。昨年から、昼間の火災や災害発生に迅速に対応する態勢をつくろうと、 分団長会議で設置を検討。今年4月から志願団員を募集し、 出動時の服装、装備、班編成などについて協議を重ねた。今月7日に志願者対象の説明会を開き、正式に発足が決定した。

特別支援隊は、有志団員の勤務地に合わせ、市内に2グループを構成する。日中、団員の就業時間内に火災が起きた場合、浅野正樹副団長が該当地域のグループに出動を依頼。グループの責任者は招集可能な団員4人が確定し次第現場に向かい、消火の支援活動をする。地元分団の到着後は活動を引き継ぐ。

全国各地の市役所職員で結成している「市役所分団」や辰野町役場内の町消防団常備部を参考に、訓練などの実施を検討している。同市消防庶務課によると、過去3年間で平日の日中に市内で発生した火災件数は少ないが、「少しでも現場に到着するまでの時間を短くし、被害を食い止められれば」と話している。

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