鈴木崧と毛綱毅曠の功績 中川村美術館

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画家の鈴木崧と建築家毛綱毅曠らの資料を展示する記念展の会場

中川村のアンフォルメル中川村美術館で、同館の開設25周年記念展が開かれている。実業家で芸術家の鈴木崧が中川の地を気に入り、自作の絵画などを飾る施設として建設後、25周年の節目を記念する企画展。会場では鈴木の作品や同館を設計した建築家毛綱毅曠(もづなきこう)の功績を振り返る資料を展示している。23日まで。

同美術館は1993年、同村在住の画家で二科会評議員の横前秀幸さんと交友関係にあった鈴木が建設。98年に99歳で死去した後、村に移管され、現在は村教育委員会の所管で同館管理組合が管理している。アンフォルメルと呼ばれる「不定形の美」を追求した鈴木の油彩画などを展示するほか、同組合が芸術家の作品展や音楽会、ワークショップなどを開催する。

鈴木は1898(明治31)年、神奈川県の代議士の家庭に生まれ、慶応大学卒業後に渡仏。商社や報道、仏映画の輸入に携わる一方、筆を握り抽象絵画を描き続けた。今回の記念展では生前の貴重な写真や鞠子夫人と共に作った詩なども展示。アンフォルメル美術について語る本人の映像も公開している。

同館では「美術館には夫の作品を飾る場所を強く求めた鞠子夫人の建設に対する願いも含まれている。展示資料から人々の美術館へ掛ける思いを感じていただけたらうれしい」としている。

問い合わせは同館(電話0265・88・2680)へ。

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